みさと天文台と冬の星たち
どうも、ぴすです。
今朝はGPV的に広範囲で曇り空。
大台ヶ原は以前、雨の予報。
晴れている個所を探して、何処にいこうかと考えていると、ここしか考えられなかった。
行って来たのは、和歌山県 みさと天文台です。
去年4月頃に初めて行って、霞みまくってまともに星空撮影できなかったので、ずっとリベンジを考えていましたが、今日は他に晴れてそうな場所がないのでやっとリベンジにいきました。
出発して間もなく、手足がしびれる程の頭痛に襲われ、コンビニ駐車場で1時間ほどダウン。その後は回復し、みさと天文台に向いました。
みさと天文台に到着
予定時刻を1時間過ぎてしまい、到着したのは午前3時。
駐車場で荷物整理をしていると、頭上には宝石を散りばめた様なゴロゴロとした星々が。
最近、夏の星座ばかりみていたので、久々にまともに見る冬の星座は、やはり美しい。
女性の悲鳴のような鹿の鳴き声を聞きながら、天文台に到着。
どうでもいいのですが、あの鳴き声本当に人間の女性の悲鳴です。星撮りのブログなんかを読んでいると「夜中に女性の悲鳴が聞こえて怖かった」なんて書いてあるのを数回ほど見かけてますが、鹿です。
気になる方はYOUTUBEで見て下さい。これ、知らないで山奥で聞くと多分パニックになると思う。
で、早速撮影しましたが・・・・。
まずはJPEG撮って出し。タイプラプス用で露光時間短くしているので暗いですが。
レタッチ後。雲が押し寄せてきて、オリオン座が辛うじて見えているレベル。
ここからタイムラプスを撮影しようとセッティングして間もなく、雲で星空が隠れてしまいました。(動画は下記より)
撮影開始、2分くらいしか晴れていなかったという。雨にもうたれました。少しだけ見えたみさと天文台の星空は感動的でした。 pic.twitter.com/0FvUKRouIH
— ぴす(Pyth2727) (@Pyth43588478) September 7, 2019
それでも、雲間から見える星空を何とか撮影していきます。
雲が多い!
なんか、みさと天文台って柱が立ってたんですね、敷地に。
無くなっていました。
あれ、めっちゃ邪魔だったんですよ。アンテナ(電波望遠鏡)を撮影したいのに、それが映り込んじゃって・・・やっぱりクレームでもあったんですかね?
ここって、照明凄い考えられてるなぁって思う。星空と撮影しても、施設の明かりが露出オーバーになりませんし、地表が暗くなり過ぎませんし・・・。
雨が降る
そして、分厚い雲が掛かり、星なんて何も見えなくなってしまった。
撮るものないので、こんな写真とって遊んでましたら、雨降ってきました。
タイプラプスで使用しているレンズが防塵防滴ではないため、撤収させる。
撮影していた数名も、殆ど帰ってしまいました。
諦めて帰っても良かったんだけど、往生際の悪い私は、雨宿りをしながら夜明け前まで待つことにしました。
どうしても、もう一度オリオン座を見たかったのです。
一緒に雨宿りしていた人と二人、レタッチの話なんかをしながら、空が晴れるのを待っていました。
すると、雨雲のなかから薄っすらとオリオン座の姿が。
夜明け前の薄明の夜空。
雨の降る中、撮影した星景写真。JPEG撮って出し。ソフトフィルターは使っていませんが、雨や薄雲の影響で天然のソフトフィルター効果が出ていました。
上記の写真をレタッチ。実際は霞みの奥からオリオン座が薄っすらと輝く、美しい光景だったのですが、写真だと星がハッキリ写ってしまいました。ですので、記憶を頼りに肉眼で見えていた程に霞ませてみました。
その後、また雲に隠れてしまいました。一瞬でした。
でも、最後にオリオン座が見れて、良かった!
というか、雨の中の星空撮影なんて初めてですよ。やっぱり、レンズもカメラも防塵防滴が有難いなぁと思いました。
さて、明日の月曜日は仕事が休みなので、今晩こそ、大台ヶ原へ行けるか?
晴れる事を願うばかりです。
以上。
みさと天文台の詳細な記事はこちら