通勤時、電車の座席狙いでタゲられる話
どうも、ぴすです。
毎朝、電車通勤をしています。
同じ会社に14年勤めていますが、最初の13年間は車通勤でしたが、職場が変わったことにより、電車通勤を余儀なくされました。
つまり、電車通勤は1年程度しか経験していません。
そんな電車通勤ですが、やはり、人が密集するので色々な事が起こります。
その一つとして、座席狙いでよくタゲられる話を紹介します。
座席狙いでタゲられる
タゲられる=ターゲットにされる=狙われる。
どういう事かというと、座席が埋まっている車内で、ある人が降りる駅を覚え、その人の前に立ちます。
その人が立ち上がれば、空いた席に座ります。こうすれば安定的に座席をゲットできるんですね。
別にこの行為自体は、全く気にならないです。
問題は、それによって私が不利益を被る事なんですね・・・実は、タゲられたとこで何回か乗る車両を変えています。
まさかのダブルロックオンに発展
電車通勤の初心者の私は、タゲられる事も、まさかそういう行為がある事も知りませんでした。
それに気づいたキッカケですが、いつも私は座りながら視線を下に向けていますが、毎度、同じ鞄が目に入る事に気付いたんです。
その鞄には「IBM」と書かれているのが特徴的でした。
どんな人かと見上げると、なかなかのナイスミドルでした。(以下IBM氏)
この人が、私を一番最初にタゲった人と思われます。
こんな感じですね。
(電車内の座席を表現してますが伝わるかなー?)
もちろん、私が席を立つと、その人が代わりに座ります。
こんな感じです。
別にどうでも良かったのですが、ちょっとした問題が起きました。
もう一人、私をタゲる人が現れたのです。
その人はカンニング竹山氏に似ていました。(以下竹山氏)
竹山氏が私の前に立つ頻度が多くなってきました。竹山氏はIBM氏を意識してか、ちょっと速足で来るので、IBM氏より早く私の前に到達するようです。
しかし、そんな二人がついに私の前で鉢合わせしてしまいました。
一瞬見合わせて、相手の出方を探る二人。
行方を見守る私。
まさに「私の為に争わないで」状態です。
しかし、一瞬見合っていた二人でしたが、強引にも竹山氏が私の前に歩み出たのです。そうなると、IBM氏は引き下がるしかありません。
なんか弱肉強食の世界を見た気がします。
そうして、以後も竹山氏にタゲられる日々が続くのですが、また問題が起きました。
竹山氏が風邪をひきました
咳、クシャミの嵐
風邪をひいた竹山氏は鼻をズイズイと吸いながら、私の目の前で咳を連発。
マスクをしていたからまだ良かったものの、
「頼むよ~うつさないでくれよ~」
と願う日が3日程続く。
数日後には、どうやら落ち着いてきたらしく、マスクを外してきました。
しかし、それが問題でした。
なんかまだ調子が悪いのか咳はするし、おまけにクシャミまで連発しています。
まだ口をガーゼや手、腕で押さえてくれていたなら良いのですが、なんとノーガードです。
流石に風邪をうつされるワケには行かないので、翌日から車両を変える事にしました。
ぺちゃくちゃガムおじさん
竹山氏から逃れるため新しい車両に移り、数日が経ったある日。
この車両ではぺちゃくちゃとガムを噛む音が響いている事に気付きました。
あの音、不快ですよね・・・結構遠くに居ても聞こえるくらい大きな音を立てています。
その音に耐えれなくなってきたので、耳栓を導入しました。
といっても、耳栓を付けているとアレなので、イヤホンでしたが。(音楽は聴いていません)
それで何とかぺちゃくちゃ音は防げたのですが・・・
どうやらその音の張本人、ガムおじさんにタゲられたらしく、私の前に立たれるようになりました。
流石にこの至近距離だとイヤホン程度では防ぎ切れなくなります・・・あとガムの薄い匂いも漂ってきますので・・・早い段階で別の車両へ移動することに・・・。
おばさまとマイク氏(昨日の話)
ガムおじさんから逃れ、別の車両で通勤していますが、この2,3カ月は穏やかに過ごせています。
最近では小ぎれいなおばさまにタゲられているようで、よく私の前に立たれるようになりました。
特に問題もなく、穏やかな通勤時間です。
が、昨日、ちょっとした事件が起きました。
そのおばさまがいつもの様に私の前に立とうとした時、突如、横から巨大な男性が現れました。
つり革が提げられている金属のバーよりまだ高い伸長。
何となく風貌(頭とか)がマイクベルナルド氏に似ているなぁと思いました(以下マイク氏)。
そして微妙な立ち位置になる。
さて、この状況で席を立つと、マイク氏か、おばさまか、どちらが座るのだろうか。
全く予想がつかなかった。
そして、降車駅も近づき、ソワソワしていると、私が座っていた隣の人が立ち上がり、降りようとしたのだ。
その後に、立ちあがる私。
これはマイク氏もおばさまも、二人とも座れるパターンだな。
先行しておばさまが座ろうとしていた。
が、まさかの展開となった
おばさまも、これで席を取り合わなくても座れるだろう、と安心したのか、割りとゆっくりとエレガントな動作で、腰を掛けようとした。
しかし、それがいけなかった。
なんとそれに割り込むように、超スピードでマイク氏が先に座ったのである。
しかも二人が座っていた席を一人で。大股開きで。
驚くおばさまと私。
流石に、横に詰めるだろうな?
と見ていてもスマホに夢中で我関せずなマイク氏。
おばさまも下しかけた腰を戻していいモノか分からず、じっとしていたが、暫くしてもマイク氏が全く動く気配がないので「信じらんない!」という表情をして姿勢を戻しました。
私も「信じらんない!」と思った。
スボまる巨体(今日の話)
そして翌日の今日の朝。
どうやら完全にマイク氏にタゲられたらしい。
昨日とは違う席だったのですが、今日もバッチリ前に立たれていました。
ちなみに、おばさまは少し離れた所に居るようです。
しかし、今日はかなり席を詰められており、隣の人がスマホを操作するたび、脇腹に軽くヒジ打ちを食らう程でした。
こんな時くらいスマホの操作は自重してほしいとも思いますが・・・。
私はヒジ打ちから逃れる様に、出来るだけ肩をスボめて小さくなっていました。
しかし、スボまればスボまるほど、隣の人の余裕になるだけで、ヒジ打ちから逃れる事は出来ない。はぁ・・・。
・・・さて、この状況で席を立ったとしてマイク氏は座るのだろうか?
座れるのだろうか?
いや、多分座らないだろう。座れないだろう。
ここはあまりにも狭すぎる。
昨日、二人分の席を要した、その巨体でどうでるのか。
降車駅が近づく。
席を立つ私。
すると、マイク氏はクルりと座席に背を向けた。
どうやら座るらしい。いけるのか?座れるのか?
そして、グッ、グッと片方ずつ肩をスボめていき、綺麗に両足を揃え、私が座っていた狭い隙間にお尻を捩じ込み、チョコンと座り込んだのです、スマホを見ながら。
スボまるマイク氏。
その一部始終を、唖然としながら、凝視していました。
マイク氏はスマホに夢中で、こちらが凝視している事に気付いていません。
座るんかーい
流石にツッコミを入れたくなりました。
そこまで小さくなる術があるならば、昨日もスボまれば良かったものを・・・。
そんな電車通勤は明日も、これから毎日続きます。
どんな展開が待ち受けているんだろうか、と思いながら・・・。
とんでもない雑な記事でしたが、お読み頂き有難うございました。