彼岸花を探しにお散歩
どうも、ぴすです。
久々にお散歩写真です。
なんというか、暑くてなかなかカメラを持って歩くのがシンドクて・・・結局、夏らしい写真なんて殆ど撮れず・・・。
今は過ごしやすくなってきたので、これからはお散歩写真も増えていくかなー?
というか、今日は本当は星の撮影のためにスタンバっていたのですが、どうも天候が良くないようなので・・・星空の撮影は諦めて、夕方にお散歩してきました。
昨日に引き続き、薄暗い中、彼岸花を撮影です。
結構まばらに咲いています。
昨日の場所とは違いますが、やはり田舎なのでどこでも彼岸花は咲いていますね・・・。
彼岸花、小さい頃は当たり前の様に目にしていたけれど、今は敢えて見に行かないと見れなくなりました。それでも、昔見ていた場所に行けば沢山咲いているので、嬉しいですね。
雲が多い状況でしたが、空が焼けてきました。彼岸花をシルエットに撮影してみました。
電灯の明かりが頼もしくなってきました。
以上です。
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全然関係のない話ですが、バイク売りました。
自分が実現したい事を考えた時に、手放す決心が出来ました。
明日香村の棚田と彼岸花
どうも、ぴすです。
今朝は日の出前から明日香村にある稲渕の棚田へ行って来ました。
今が彼岸花の見ごろになっているようですよ。
棚田と彼岸花
早朝でしたので朝露も残っていました。
結構な数の彼岸花が咲いています。
しかし、今年はこれでも少ないそうです。
田舎あるある、謎の小屋。
ようやく陽が昇ってきましたが、雲が多くて曇ったり晴れたりの繰り返しでした。
何か見たことある人たちが居ました。
こんな感じで、カカシが沢山ありますよ。
こちらは白い彼岸花。
黄色い彼岸花もあるようですねぇ?
光が差し込んでいたのでコントラスト高めて撮影。
カカシです。
なんかあちこちにカマが刺さっていました。
コスモスもちらほらと咲いていました。
明日香村はとりあえず古墳が多いです。石舞台古墳なんかも有名ですね。
そして、何故か道に迷い談山神社へ。
戻ってきてまた明日香村の棚田で撮影。こちらはかなり有名な夕焼けスポット。
彼岸花と稲穂が頭を下げて挨拶しているようです。
なんかもう、ボケすぎてよくわからない一枚になりました。
ランチ
早朝から撮り歩いていましたが、時刻はお昼。お昼は明日香村にある珈琲「さんぽ」さんで。
奈良県に居ると、古民家カフェなんて当たり前のように沢山ありますが、これって奈良県特有?だそうな?
水を飲んでゴハンを待ちます。何故か水が美味し過ぎて何杯もお替りしました。
注文したのはこちら、カレーライスでした。めっちゃ美味しかったです!
食後はアイスコーヒー。なんというか、濃ゆい感じで普段飲んでいる感じとは全然違うおいしさでした。
会計をすませていると、看板犬がトコトコと歩いて見送ってくれました。良い雰囲気のお店でした!
まとめ
奈良に住んでいながら、全くと言って良いほど、明日香村に訪れない私。まぁ、いつも通り道としてしか使って無かったんですよね(笑)
でも、かなり有名で、今日は東京からわざわざ来られてる方も居るほど。
私からすると、棚田なんて生活の一部でした。
小さい頃の遊びというと、棚田をおもっきりジャンプして下っていくという、足に負担大の遊びばかりしていたほど、棚田なんて当たり前のものでしたが、やはり良いモノですね。
もう少し、明日香村を楽しまないとなぁと思う今日この頃でした。
おまけ
実は先日、星空の撮影に訪れています。
なかなか夜空は明るい様子です。天の川も肉眼では見えない、写真でも薄っすらですが、これが満点の星が見えるようなら最高のロケーションなんだけどなぁ、と思ったり。
以上です。
全天球カメラで撮影した天の川
どうも、ぴすです。
突然ですが、全天球カメラを買いました。
いわゆる360度カメラです。
以前から、360度カメラなら、普段では撮影できない広い星空の様子を簡単に残せるんじゃないか、と思い気になっていましたが、ついに購入しました。
画質は兎も角として、とりあえず雰囲気だけでも残せたらいいかな、と思いこのお手軽な感じの「THETA S」を購入しました。
今日は曇り空という事で星空は期待していませんでしたが、意外と晴れ間がある?ということで、みつえ高原牧場に向かいました。
こちらはみつえ高原牧場で撮影した360度の写真ですが、まぁ、見事に雨が降っており・・・一瞬の雲間を撮影してみました。
2mitue - Spherical Image - RICOH THETA
シャッター速度60秒、ISO1600で撮影していると思うけど、かなりノイズが出てしまうようです。画質はそこまで求めていませんが、もう少しISOを調整した方が良さそう。
暫く待っても晴れないので、車で帰っていると、頭上付近が少しだけ晴れました。
夏の大三角もキレイに見えました。天の川も映っているのが分かりますね。
3mitue - Spherical Image - RICOH THETA
さらに、帰り道の曽爾村付近ではかなり晴れ間が広がっていたので、撮影してみました。
見上げると天の川があるという、その雰囲気が画像として残せるのは面白いなぁと思いました。
soni 3 - Spherical Image - RICOH THETA
という感じですが、如何でしょう?
画質は兎も角、手軽にサクっと撮影出来るのは有難いですね。
ただ、露光時間が30秒とか60秒での撮影が多くなりますが、カメラだと例え車が通ってヘッドライトで照らされても、その方向にカメラを向けていなければ問題ないのですが、360度だとあらゆる角度からの光が気になり、少し撮影に気をつかいます。
また自分を写したくない場合は、撮影の工夫が必要ですね。星空撮影は長時間露光ですので、カメラの周囲を立ち止まらず歩いていれば、まずカメラには写りません。
撮影しながら良い運動になります。
まぁ、カメラ自体がポケットに入る程コンパクトで軽いものですので、気軽にどこでも持って行けるのがポイントですね。
暫く、撮影現場に持って行って、撮影の合間に360度撮影をするかと思います。
晴れた日の、もっと夜空が暗い場所で試してみたいなぁ。
以上です。
布目ダムと星空
どうも、ぴすです。
昨日は夜の雲が少ない様子でしたので、星空を撮影に行きました。
月が夜21時前に昇ってくるということなので、それまでの撮影です。
本当は、以前撮影に行ったナメゴ谷へ、再度撮影にいこうと思ったのですが、何故か途中で奈良市にある布目ダムを目指していました。
道中の撮影
途中、彼岸花が畦道に咲いていました。
まだまだ疎らですが、この場所は毎年、真っ赤に染まる程に彼岸花が咲く場所なので楽しみです!でも、早く撮影に来ないと地元の方に刈られてしまうので、注意しないと・・・!
ちょうど、西日が差し込んで良い雰囲気でした。
そしてまた車を走らせていると、今度はコスモスが。もうコスモスの季節なんですねー。
今年もコスモスの撮影に行くんやろうか?
そしてまた車を走らせていると、綺麗な夕焼けが。
稲刈りと夕焼けです。
布目ダム到着
かなり道草を食いながら、布目ダムへやってきました。
何故、布目ダムなのかというと、割と近くに奈良県では有名な星空撮影スポット フォレストパーク神野山があるため、ここもそれなりに暗いのかなぁ?と思ってやってきましたが・・・さすが、ダムですね、電灯が多い。
夜空が明るすぎます。頭上付近の天の川は薄っすらと肉眼でも見えていましたが・・・南~西が異様に明るい。宇陀方面の光害と、奈良方面の光害でしょうか。
(というか、神野山もかなり明るいのですが、それ以上ですね)
本当は、夜明け前が一番星空が綺麗なんですが、この時期、夏の天の川は日没直後しか撮影出来ないので・・・。
あまりにも夜空が明るかったので、以降はレタッチ写真。
ダムの施設に挟まれながら、星空を見上げる。なんか、街中星空を見上げると、こんな感じなのかなぁ、とか思いました。
なんか、天の川と雲がクロスしていました。この雲なに?スゴく一直線!
予想以上に夜空が明るかったので、移動します。
牛ヶ峰コスモス公園
同じダム湖の畔にある牛ヶ峰コスモス公園という場所へ。
電灯こそないものの、やっぱり夜空は明るい。コスモス公園という割にまだ、コスモスは咲いていませんでした。
もう少ししたら咲くのかも?
そんな感じで、満点の星空の撮影は出来ませんでしたが、気になっていた場所だったので星空が確認できてよかったです。
やっぱり、奈良県の北の方は星空撮影には少し厳しい印象ですね。
以上です
85mmで撮影した取水塔と星空
どうも、ぴすです。
最近全然記事あげれてません。
記事にしようと写真を撮ったり、下書きまではあるのですが、次から次へと撮影に出かけているので、なかなか時間がとれず・・・
さて、今日も帰ってから晴れてたので星空を撮影に行って来ました。
本当は下書きの記事をなんとかアップしたかったのですが、どうしても、85mmのレンズで星空を撮影したくて・・・というのは、私が使っているSIGMA 85mm F1.4のレンって、なかなか使えそうな場面が無いんです。
それが先日、やっと使えそうな場所を見つけて、いざ使おうとレンズを変えてる最中に雲で覆われて撮影できなくなったという、ミラクルが起きまして・・・。
それでかなりモヤモヤしてたので、このモヤモヤを解消すべく、使ってきました。
別に星空が綺麗な場所ではないですが。
取水塔と星空
薄っすらと天の川。
85mmというのは中望遠になるので、天の川自体を収めるが難しい。
真っ暗な場所で撮影するとこんな感じになる。
これに前景を入れて、良い感じに撮影したいなぁー。50mmだと良い具合に撮れるのですが、85mmとなると、途端に難しくなる。
そういうわけで、50mmにレンズを変えて撮影。
うん、やっぱり50mmは使いやすい。
そんなことしていると、月が出てきました。というか雲も割と出てきたので撤退します。(撮影は85mm)
次の新月が待ち遠しい。
夏の天の川が撮影出来るのも、次の新月が最後かな?85mmを積極的に持っていきたい。
黄道光とクロスする冬の天の川の撮影に大台ケ原へ③
前回までの記事
先ほどまで、落ちてきそうなほど輝いていた星たちと、頭上を淡く流れていた天の川は次第に消えていきます。
夢から醒めていくような感覚。少し切ない気持ちも入り混じります。
この瞬間が、なんか好きなんですよねぇ。現実に戻るというかなんというか。
そうこうしているうちに、朝焼けが始まります。
はじめは、夕暮れのような濃い赤。
次第に、様々な色が混ざり始めてきます。
朝焼けを撮る人たち。
紺、ピンク、オレンジ、黄色、・・・
空の様子は忙しい程に変わっていきます。
朝焼けが爆発してます。
正木峠から展望台を見ると背景に雲が掛り、えらい風景になっていたので望遠レンズで切り取ってみました。
やがて、日が昇ってきました。
今日が始まった感。
さて、帰ります。
途中、日が昇り、山道に光が差し込みます。
凄く神秘的な景色に・・・完全に神々のトライフォースやん、っていう。
無事、駐車場に到着。
ドライブウェイ途中から雲海が見えました。
最初、月明かりの下で撮影した見晴台の雲海。
帰り際、休憩で止まったコンビニにて。
三輪山とうろこ雲。
長くなったので3つの記事に分けましたが、これにておしまいです。
大台ケ原はいつも楽しいけれど、今回も楽しかった。
朝焼けも、今まで見た中で一番きれいでした。
今回も頭にGopro(カメラ)を付けて動画撮影しながら登りましたので、また動画作成予定ですので、YOUTUBEチャンネルもまた、覗いてみて下さい。
以上!
黄道光とクロスする冬の天の川の撮影に大台ケ原へ②
前回の記事
正木峠へやってきました。
一人、カメラマンがいる様子。
ここではカメラ二台を使い、一台はタイムラプス、もう一台は写真撮影を行います。
三脚を組み上げていきます。カメラにはあらかじめレンズをセットしてきているので、そのまま三脚へ取り付けます。タイムラプスを撮影するカメラにリモコンを繋ぎ、インターバル撮影の設定をします。15秒露光で間隔なしに撮り続けます。先ほど、展望台で少し撮影していただけでレンズに夜露が付いていたので、忘れずにレンズヒーターも巻きます。
タイムラプスの仕込みを終えたら、もう一台のカメラもセッティングし、撮影していきます。
正木峠は、全体的に木材で通路が作られており、その上を歩きます。なので歩きやすいんです。星空と相まって、幻想的な雰囲気ですしね。
しかし、一つだけ欠点があります。近くを人が歩くと、揺れます。
ですので、カメラで三脚たてて撮影をしている時に人が通ると写真がブレるんですね・・・。まぁ、そこまで人が通ることはないですが、逆に通る時は気を使いますね。
いい撮影ポイントを探しながら撮影していきます。今回は全てレタッチしてます。
黄道光と冬の天の川が綺麗に交わって、Xを描いていました。
(ちなみに、本日は肉眼では見えないようです)
自分の手もクロスさせてみようと思ったけど、やめた。
倒木と天の川。
天の川へ続く階段。
なんどもお世話になっている、このフォトジェニックな立ち枯れと天の川を撮影。ちょうど、交わるところに先端がくるように狙いました。
肉眼では見えていなかったはずですが、なんとなくここかな?っていうのが見ていてわかったので、すぐに構図を作ることが出来ました。なんとなく、見えているのかもしれませんね。
銀河を望む人たち
天の川の壮大さが分かるような写真になりました。この写真だとXではなく、Λになってしまいました。ちなみに、Λ(ラムダ)は、宇宙定数のことのようですが、調べてもよく分かりませんでした。
というか、私を含めて3人しかいないのに、カメラは7台あるという・・・(写真に写っているのは6台です)
この立ち枯れもなかなかいい仕事をしてくれる。
薄明となり、夜空に青みが出てきました。
そして、
次第に空は明るみ、夜が空けていきます。
天の川は消え、星も少しずつ、消えていきます。
朝焼けは鮮やかに、色とりどりに変化していきます。
何度も大台ヶ原で朝焼けをみましたが、今まででトップレベルの幻想的な朝焼けとなりました。
こちらが、タイムラプス動画です。15秒の動画です。
下の雲海の動きも見ていて面白いです。
長くなったので、続きは次回へ。
次回で最後です。
黄道光とクロスする冬の天の川の撮影に大台ケ原へ①
どうも、ぴすです。
先日、黄道光とクロスする冬の天の川の撮影に、大台ケ原へ行ってきました。
奈良県全域がほぼ雲がないという奇跡の状況でした。やっと晴れました。
ちなみに大台ケ原というのは、奈良県ではめっぽう高い、標高1695mの山。
山頂付近までドライブウェイが整備されており、割とアクセスが良い。
山頂の日出ヶ岳へは、駐車場から徒歩40分ほど。
奈良県どころか、近畿、または本州最強の星空スポットという噂もあり、まさにそこから見上げる星空は宇宙そのもの。
初めて大台ケ原駐車場での夏の天の川を見た時は驚きました。「天の川がボンヤリ見えている」とかそんなレベルじゃなくて、強烈な存在感を放っていました。南の空から頭上を駆け抜け、北の空へ落ちていく・・・忘れられない光景です。
それで、去年は足しげく大台ケ原へ通ったのです。晴れたら大台ケ原へ。
仕事前にちょい大台ケ原へ、なんていうのも結構やりました。自宅から割と近いので。といっても片道2時間くらい。今年は山開きに合わせて5月に行ったきりで、あえて行ってません。行きたいんだけど、新規開拓もしていきたいので。
それが、何故今回撮影にいくのか、理由があります。
以前にも記事に書きましたが、去年11月に大台ケ原で初めて黄道光を見たのですが、なかなか幻想的な景色でした。冬の天の川が頭上を流れ、それに並ぶように現れた光の筋。それが黄道光。衝撃の光景でした。(そもそも、淡い冬の天の川が肉眼で見えた事自体、衝撃だったわけですが)
今年も9月になり、黄道光の観測報告を見かけるようになりました。インスタで。
もう一度、あの光景をどうしても見たい!そう思い、勝手に封印していた大台ヶ原へ出かけようと思いましたが・・・。
まぁ全然晴れてくれないわけで。さすが降雨量日本一なわけである。
毎日毎日天気予報を眺めること数日・・・それがやっと晴れてくれました。平日ですが、これは行くしかないということで、行ってきました。
見晴台から眺める月
夜0時頃。
大台ケ原ドライブウェイを走り、途中にある見晴台に車を停めました。月はまだ高い位置にあり、星空が綺麗に見えるには、まだ時間がかかりそう。
月明かりに照らされた山々を見下ろします。ドライブウェイ途中とはいえ、かなり標高の高い所に居る事に気づかされます。眼下の谷には雲海があり、月明かりと相まって非常に幻想的な景色でした。(もちろん、月明かりが明るいので肉眼でもこれくらいは見えています)
じつに5月以来の大台ケ原。
久々だなぁと思うと同時に、落ち着くというか、見慣れた景色。そりゃ、去年バカみたいに通ってましたからね、頭に焼き付いています。
そんな景色を暫く眺め、綺麗だなぁと思うと同時に、こみ上げてくるのは恐怖感。
こういう自然を見ると、壮大過ぎて怖い。
今からたった独りで、真っ暗な山道を歩き、山頂まで向かわなければならないのですから。何度も登り慣れたといっても、やはり怖いものです。だって、何が起こるか分からないじゃないですか・・・。
暫くしてから、大台ケ原駐車場へ向かいました。
大台ケ原駐車場
到着。
驚いた。
何がって、人が居なさすぎ。
車は数台しか止まっていません。
そりゃ、平日の真夜中です。
でも平日にも何度か来てますが、割と人が居る印象でしたが、こんな日もあるのですね・・・。
月は傾きながらも夜空を照らし続けていますが、もうすでに、頭上には天の川が見えています。
静かな駐車場。動物の鳴き声も、車の音も、風の音も聞こえない、無音。耳鳴りの音がうるさくなります。星の瞬きが聴こえてくるのではないだろうか。それくらい静かで、星が綺麗に輝いていました。
そして寒かった。昼間は焼けそうなほど暑いというのに、このギャップ。
防寒着を持ってきて正解でした。
そんな静かな駐車場で、最終の荷造り。今回の撮影様に三脚と雲台を組み替えたり、リュックに三脚を括りつけたり・・・カチャカチャと音が響きます。
今回はカメラ2つ、レンズは可能な限り軽いレンズと最低限のレンズを選定(広角2つ、望遠1つ)、そのため、荷物は今までにないほど軽かった。
荷造りを終えて、もう一度車に乗り込み、星を眺めます。
今から独りで登らないといけないのか・・・と、少し気が重い。
月が傾き、木々に隠れたのをみて、そろそろ行かねば、と決心します。
出発
山道の入り口に立つ。
やっぱり、怖い。怖いっていうのは、霊的な怖さではなくは、獣的な怖さなんですね・・・クマ除けの鈴をチリリンと鳴らしながら、歩きます。まぁ、こっちの方面は熊の出没情報はないんですけど。
真っ暗な山道を歩きます。
上を見上げると、木々の隙間から星が。それだけが希望のように感じます。
途中、誰かついて来ていないかな?と何度も振り返りましたが、そんな気配はなく・・・。
歩いていると、前方からやってきた団体とすれちがった。
「気を付けて行ってください」と言ってくれた。
それでも、なんか気持ちが少しだけ楽にはなった。
しかし彼らは何故かサンダルだった。ラフ過ぎやろー・・・。
そして、駐車場から40分ほど歩き、山頂展望台か正木峠かの分岐点へ。
実は、今回は正木峠だけにしようと思っていました。何故なら、山頂展望台は人気スポットで人が多すぎて撮影が出来ない可能性があるからです。
ですが、今日は平日、駐車場にあんなに車が少ないなら、もしかすると誰も居ないのでは?撮影のチャンスじゃないか!と思い、行くことにしました。
強烈な階段を上り、山頂展望台(日出ヶ岳)を目指します。この強烈な階段があるから、行きたくなかったというのも理由の一つでしたが。
山頂展望台に到着
到着。既にオリオン座が東の空に登っていました。雲一つない星空。久々だなぁ。最近雲が多い中での撮影ばかりだったので。
星がグリグリと光っています。いかつい宝石を夜空にまき散らしたような。
冬の淡い天の川が頭上を流れます。
しかし、カシオペア座を境に、天の川が肉眼では見えません。オリオン座の方を見ても、やはりこちら側の天の川は見えない。去年11月には冬の天の川が肉眼でも全部見えていましたので、今日はあの日より調子が悪いのかも。それとも位置の問題か、黄道光の影響か・・・?
とはいえ、恐ろしい程の暗さですけどね。
展望台の中に入り、撮影準備をはじめます。
人がいました。どうやら、一組とお一人様が居る模様。
お一人様は撮影している様子はありませんでしたが、一組さんはカメラで撮影している模様。一応挨拶はしたものの、フラッシュを使った撮影を繰り返していたので、辛かった。
そんな中、撮影した写真を紹介します。
こちらが展望台と冬の天の川。
これ、JPEG撮って出しです。レタッチなしでここまで写ります。
やっぱやばいです。大台ケ原。
今までのはRAW現像前提の設定でしたが、今回はJPEG撮って出しでもある程度見れるようにカメラのセッティングをしてみました。撮影設定はシャッター速度30sec、ISO 10,000、F2.8。
ISO 10,000って大丈夫なん?って話ですが、意外とノイズが無くないですか?(このサイズでは分からないけど)カメラはCanon EOS5markIV です。
別カット
こちらは頭上の様子。
撮影していると、展望台で撮影されていた人が帰られたので、展望台へ。
展望台からの眺めは最高です。雲海が出ていました。(これは少しレタッチしてます)
展望台で撮影して遊びます。黄道光も、もうすでに出ているようですね。
真ん中の線が流れ星だったら最高だったのに・・・飛行機です。残念。
この写真だと、天の川と黄道光がクロスしているのが少し分かりますね。
レタッチしたらこんな感じに。JPEG撮って出しとどっちがいいでしょう?
まぁ、好みですね。私、レタッチは自然な感じに仕上げようと意識しているのですが、どうしてもドギつくなってしまうんですよね・・。インスタにポストするならドギツイ感じの方がいいんでしょうけど。
最近はJPEGの自然な感じが程よく感じるようになりました。
明暗差がきつかったり、あまりにも星空が明るい場所とかなら、RAW現像に頼らないと厳しい所もありますが・・・。
さて、そうやって撮影していると、団体が来られたようです。
なぜかまたサンダルでした・・・最近「大台ヶ原サンダルチャレンジ」って流行ってるんでしょうか?よく歩いてきたなぁと本気で思います。
撮影が困難になる予感がしてきたので本命の正木峠へ移動します。
長くなったので記事を分けます。つづく
ちなみに今回訪れている大台ヶ原についてはこちらの記事にも纏めていますので是非
みさと天文台と冬の星たち
どうも、ぴすです。
今朝はGPV的に広範囲で曇り空。
大台ヶ原は以前、雨の予報。
晴れている個所を探して、何処にいこうかと考えていると、ここしか考えられなかった。
行って来たのは、和歌山県 みさと天文台です。
去年4月頃に初めて行って、霞みまくってまともに星空撮影できなかったので、ずっとリベンジを考えていましたが、今日は他に晴れてそうな場所がないのでやっとリベンジにいきました。
出発して間もなく、手足がしびれる程の頭痛に襲われ、コンビニ駐車場で1時間ほどダウン。その後は回復し、みさと天文台に向いました。
みさと天文台に到着
予定時刻を1時間過ぎてしまい、到着したのは午前3時。
駐車場で荷物整理をしていると、頭上には宝石を散りばめた様なゴロゴロとした星々が。
最近、夏の星座ばかりみていたので、久々にまともに見る冬の星座は、やはり美しい。
女性の悲鳴のような鹿の鳴き声を聞きながら、天文台に到着。
どうでもいいのですが、あの鳴き声本当に人間の女性の悲鳴です。星撮りのブログなんかを読んでいると「夜中に女性の悲鳴が聞こえて怖かった」なんて書いてあるのを数回ほど見かけてますが、鹿です。
気になる方はYOUTUBEで見て下さい。これ、知らないで山奥で聞くと多分パニックになると思う。
で、早速撮影しましたが・・・・。
まずはJPEG撮って出し。タイプラプス用で露光時間短くしているので暗いですが。
レタッチ後。雲が押し寄せてきて、オリオン座が辛うじて見えているレベル。
ここからタイムラプスを撮影しようとセッティングして間もなく、雲で星空が隠れてしまいました。(動画は下記より)
撮影開始、2分くらいしか晴れていなかったという。雨にもうたれました。少しだけ見えたみさと天文台の星空は感動的でした。 pic.twitter.com/0FvUKRouIH
— ぴす(Pyth2727) (@Pyth43588478) September 7, 2019
それでも、雲間から見える星空を何とか撮影していきます。
雲が多い!
なんか、みさと天文台って柱が立ってたんですね、敷地に。
無くなっていました。
あれ、めっちゃ邪魔だったんですよ。アンテナ(電波望遠鏡)を撮影したいのに、それが映り込んじゃって・・・やっぱりクレームでもあったんですかね?
ここって、照明凄い考えられてるなぁって思う。星空と撮影しても、施設の明かりが露出オーバーになりませんし、地表が暗くなり過ぎませんし・・・。
雨が降る
そして、分厚い雲が掛かり、星なんて何も見えなくなってしまった。
撮るものないので、こんな写真とって遊んでましたら、雨降ってきました。
タイプラプスで使用しているレンズが防塵防滴ではないため、撤収させる。
撮影していた数名も、殆ど帰ってしまいました。
諦めて帰っても良かったんだけど、往生際の悪い私は、雨宿りをしながら夜明け前まで待つことにしました。
どうしても、もう一度オリオン座を見たかったのです。
一緒に雨宿りしていた人と二人、レタッチの話なんかをしながら、空が晴れるのを待っていました。
すると、雨雲のなかから薄っすらとオリオン座の姿が。
夜明け前の薄明の夜空。
雨の降る中、撮影した星景写真。JPEG撮って出し。ソフトフィルターは使っていませんが、雨や薄雲の影響で天然のソフトフィルター効果が出ていました。
上記の写真をレタッチ。実際は霞みの奥からオリオン座が薄っすらと輝く、美しい光景だったのですが、写真だと星がハッキリ写ってしまいました。ですので、記憶を頼りに肉眼で見えていた程に霞ませてみました。
その後、また雲に隠れてしまいました。一瞬でした。
でも、最後にオリオン座が見れて、良かった!
というか、雨の中の星空撮影なんて初めてですよ。やっぱり、レンズもカメラも防塵防滴が有難いなぁと思いました。
さて、明日の月曜日は仕事が休みなので、今晩こそ、大台ヶ原へ行けるか?
晴れる事を願うばかりです。
以上。
みさと天文台の詳細な記事はこちら
屏風岩に秋の天の川が流れていました。
どうも、ぴすです。
週末は大台ヶ原にいこうとしていましたが、GPVで見ると何故か大台ヶ原周辺だけが雨になってていて・・・代わりにいこうとしていた曽爾高原も雲が掛かっており、さてどうしたものか・・・と悩みまして、曽爾村にある屏風岩公苑に行って来ました。
ずっと前から、撮りたい構図が獲れるチャンスであることに気づいたのです。
曽爾高原は雲がかかっている?
いやぁ、正解でした。
見て下さい、屏風岩公苑から眺めた曽爾高原ですが、完全に雲が覆いかぶさっています。その上には綺麗な星が・・・屏風岩公苑は雲がなく、キレイな星が見えていました。
屏風岩公苑で秋の天の川を撮影!
まずはJPEG撮って出し。月明かりの影響を少し受けていますが、ばっちり秋の天の川が写ります。雄大な夏の天の川もいいですが、こちらも美しいですね。
これらの写真をレタッチしていきます。(以下レタッチ写真)
JPEGの雰囲気を壊さない様に、軽くシャドウを持ち上げていきます。(どこまでお弄れるからなかなか加減が難しい)
月明かりのお陰で程よく屏風岩の木々が照らされているようです。
じつは、屏風岩公苑は暗過ぎるので、月明かりでも利用しないと綺麗にディテールを写す事が出来ないんですよね・・・・。もう少し早ければ、もう少し明るくできたかもだけど。
ずっとこの構図を撮りたかったのです。やっと撮影できました。
月明かりに照らされた屏風岩+北の空へ流れる秋の天の川。
ひっくり返ってしまった夏の大三角。秋ですねぇ。
この写真、何が言いたいのかって、こんなうっそうと草木の生い茂っていたところをかき分けて撮影してたということ。春とかは全然草木ないのに、夏場やばい。夜露でベトベトやし。
こちらは駐車場から。街灯がありますが、良い具合。
撮影していると、月が落ちて真っ暗に。流れ星も通ったのに、何故か映らなかった。
この後、急激に曇ってきたので帰りました。
以上です。
最近明るい所での撮影ばかりでしたので、それなりに暗い星空はやっぱり感動的でした。大台ヶ原が雨予報のお陰で屏風岩で撮影が出来ましたが・・・。大台ヶ原いきたい・・・。
こちらに詳細を纏めています。